このイベントはSirenワールドにて、Santaclaus さんが開催したイベントです。
後半の文章は、主催許可をいただいたうえで転記させていただいています。(´・ω・`)よろしく。
それでは、どうぞ。
こちらはマウント研究会。
試練鯖に常駐させているたるこさん研究員より、レポートと写真が届いた。
「3月26日、夜、東ロンフォールにて
桜オブジェクト並びに奇妙な葉っぱのトレントを確認した。
どうやら、主催者による、特殊な魔法でこのような事態になっている模様。」
桜の中には
「ちょっと個性的でいつもご迷惑をかけてしまいますけど、あの子たちの力になってあげてくださいね」
「…ありがとう」
「冒険者の皆さん、いつもありがとう」
「私の好きだった花々も、たまにでいいので見にいらしてくださいね」
とメッセージが添えられていた。
いったい何ゆえにこのような事態になっているのか、と彼女に聞くと、一通の主催者からの手紙が送られてきた。
その手紙には、以下のように書かれている。
報告1
真夜中のサンドリア王国ドラギーユ城の庭園にて
???「…ーディ………クレーディ…………もう…時間が………お願い……最後に『あの子』に……場所は…シャルヴァトに……………お願い……」
シャルヴァト
「これはクレーディ様、また花を…はい、夢で亡き王妃さまがわたくしめに『あの子』とやらの場所を聞くようにと…
恐らくですが『時間が無い』と仰ったのなら心当たりはあります
随分と前になりますが王妃様はウィンダスより親善の証に送られた苗木を大切に育ててらっしゃいました
最初のうちは普通の広葉樹のようでした。育っていくうちに動きはしなかったのですが・・・・トレントの姿に近づいていったのです
どうやらその苗木はウィンダス鼻の院で改良されたものらしく王妃さまも気に入られてましたので他の者が怖がらぬ様別の場所で育てる事に…」
クレーディ
「私はお母様のお顔はよく覚えていないけれど…お父様の部屋にある肖像画の姿にそっくりだったし…
そう…なんて言えばいいかわからないけれど、お母様に間違いないわ、わたくしにはわかるの
お願い。教えて、その木に最近何があったの?お母様の願いを叶えてあげたいの」
報告2 数時間後…
「この手紙と…ライラックですか…中庭に咲いているものですね、この二つを持ってこの地図の場所に向かえばよろしいのですね。では直ちに出立致します、クレーディ様」
報告3
「はて?どちらさんですかいのぅ」
「お爺さん、あなたにこの手紙とこの花を持っていく様にとことづかって来ました」
「ほむ、どれどれ………そうか、やっと… ではちょっとこちらへ」
「!!これって!!」
「怖がらなくても大丈夫じゃよ動きはせん、じゃがだいぶ弱っとる」
「これを運び出すのに人手がいるでな、用意ができ次第連絡するでな」
「でもよく今まで騒ぎにならなかったんですね…」
「ほれ、よく言うじゃろ『木を隠すなら森の中』と」
「確かにその言葉のままですね」
「さてこの老いぼれが『こいつ』にしてやれる最後の世話だ」
報告はここで終わっている。 最後に「FF11を愛するすべての人に」と締めくくられている。